【エンゲージメント=首の目詰まり】 前号では組織の「目、耳、鼻、口」、すなわち情報収集における目詰まりについて述べた。 組織として、とりわけ意思決定の場で、不都合な真実も含めて“事実”を把握することの重要性と難しさ、さらにはその実現のヒントについて触れた。 この情報収集の目詰まりが解消されることにより、適切な意思決定が実現し、有効性の高い戦略や施策の策定が可能になる。 この情報収集と戦略・施策の策定は、人間の身体で例えれば「頭」で行われることに位置づけられる。 事実情報が組織として集約され、分析され、活かされ、戦略や施策として意思決定される。次は、この戦略や施策を“動かす”番となる。 頭ででき…