昨日記事「抜き読みの支障」では、 聖書『伝道の書(コヘレトの言葉)』 の具体的内容にほとんど立ち入らなかった。 それではあんまりなので、 コヘレトの言葉から いくつか気になるところをセレクトします。 わたしは知った 人間にとって最も幸福なのは喜び楽しんで一生を送ることだ、と人だれもが飲み食いしその労苦によって満足するのは神の賜物だ、と。(3・12,13 新共同訳)それゆえ、わたしは快楽をたたえる。太陽の下、人間にとって飲み食いし、楽しむ以上の幸福はない。それは、太陽の下、神が彼に与える人生の日々の労苦に添えられたものなのだ。(同8・15)さあ、喜んであなたのパンを食べ気持よくあなたの酒を飲むが…