⚠⚠手術の画像が含まれます。苦手な方は閲覧ご注意下さい⚠⚠ 皆さんこんにちは。 今回は腹腔鏡下腎生検の実施により膜性糸球体腎炎と診断した低アルブミン血症の猫の1例を紹介させていただきます。 紹介する症例は1歳6か月の猫ちゃん、雑種、避妊済みの女の子です。 食欲の低下、くしゃみと涙を主訴に来院されました。来院時の症状からいわゆる猫かぜを疑い抗生剤による治療を実施しました。その後、くしゃみや涙などのかぜ症状は改善したもののいまいち食欲が戻らず体重が減っているということで健康診断のために血液検査を実施しました。 血液検査の結果は、総蛋白(TP)および蛋白質の1種であるアルブミン(Alb)がかなりの低…