厚労省が、「総合事業の充実に向けた検討会(仮称)」を設置します。昨年の介護保険部会の取りまとめを受け、従前相当以外の多様な主体も含めて支援体制の充実を図ることが目的です。検討会の設置にあたり、現場のケアマネ等が注目したいポイントは何でしょうか。 介護保険前の「支えあい」の姿を振り返る まだ介護保険制度がスタートする前のこと。地域の高齢者支援のボランティア事例を取材したことがあります。当時から、行政からの助成金などを受けて、住民団体などがさまざまな支援活動を行なっていました。(もちろん、介護が必要な人に対しては、介護保険の前身となる訪問・通所介護などもありました) 上記のボランティア事例の多くは…