一年はまさにあっという間に過ぎ去ってしまった。歳を重ねるに比例して時はそのスピードを増すと言うのはどうやら真実のようである。職業人であっても自由人であってもそれは変わりがない。それでも出来ることならこれに抗いたい。自分だけはそのように安易に老化による宿命というものを受け入れたくない。心の有り様次第で肉体に宿る精神は衰えることなく永遠の未来に繋がっていくはずだ、誰しもが抱くテーマではないだろうか。相応のエネルギーが必要である。それでもあっという間に一年は冷徹に過ぎ去ってしまうものであった。 昨年の三月末、自己都合退職を機会にブログに故郷をテーマに種々綴ってきた。謂わば、これをエネルギーの源泉とし…