そのむかし父親は自民党員だった。特に強い思い入れなどがあったわけではなく、単なる「お付き合い」だったと記憶する。地元の自民党代議士にしてもたぶん「ノルマ」があったのだろう。党員であることによって何か「便宜」をはかってもらっていたかどうかは今や知る由もないが、「選挙の手伝いをさせられるだけだ」と言って辞めたのはおぼえている。 2020年12月の話だが、ある「融資説明会」で参加者に自民党の入党申込書が配布されたという記事を読んだ。毎日新聞6月8日付記事より引用する。「自民党員になれば融資」国会議員が出席した会合の一部始終 音声公開 | 毎日新聞司会を務めた同社代表は100%政府出資の金融機関の名を…