『能ある鷹は爪を隠す 北条氏直時分諺留?』 出典は、定かではないですが、北条氏直時分諺留(ほうじょううじなおじぶんことわざとめ)ではないかといい伝わっています。 これは、狩りに同行させる鷹の様子からの教訓です。 優秀な鷹は、獲物に襲いかかるまでは、爪を隠して相手を油断させ、最接近したとき一気呵成に、その爪を駆使してターゲットを捕らえるということが由来です。 ここから、優れた才能を持った人間ほど、その才能を見せびらかすことはしないという意味合いで使われています。 その一例に、外交の場面をイメージするとわかりやすいかも知れません。 外国語が堪能な担当者なら話が早いと、通訳も入れないで、話を進めるケ…