「何これ? 」:素質 「この法は、人人の分上にゆたかにそなわれりと いえども、いまだ修せざるにはあらわれず、 証ぜざるには、うることなし。」 (道元) 誰しも、ひとしくすぐれた人間性を備えている。 これは、素質として無限の可能性を秘めていると 言うことである。 しかしその可能性は、努力を怠れば活かされないし、 体現することも出来ないと教示しています。 【閑話休題】 体現することが出来ないこと等の表現には、 「頭でっかち」、「絵に描いた餅」、「机上の空論」 「分別過ぐれば愚に返る」、「空き樽は音が高い」 等々があります。 「下手な考え休むに似たり」と言うように 考えているだけでは何の発展性もない…