文学は割に合う!アントワーヌ・コンパニョン本田貴久 訳作品社2026年3月25日 初版 第1刷印刷2026年3月30日 初版 第1刷発行 2026年5月16日 日経新聞朝刊の書評 で紹介されていた本。図書館で借りて読んでみた。 記事には、”あえてタイトルにこう掲げるほどだから、文学は《割に合わない》ものと世の相場が決まっているらしい。だとしたら、外国文学の翻訳を生業とする身にとって由々しき事態ではないか。本書はそんな風潮に真っ向から異を唱えようという、なんとも頼もしい一冊だ。 ここで論じられているのは、ずばり「文学のコストとか利益のこと」、そして「本とお金の関係のこと」。つまりは文学の意義を、…