「戦後最長の約9年にわたり財務相を務めてきた麻生太郎氏が、自民党の岸田文雄総裁による新内閣発足を機に退任する見通しとなった。首相経験者の麻生氏は国際舞台でも存在感を発揮してきたが、懸案の財政再建はコロナ禍などの影響で進まず、後任に託された」とブルームバーグが伝える。 戦後最長の麻生財務相が退任へ、国際舞台で存在感も財政再建進まず - Bloomberg 日銀の異次元緩和は政府の利払いコストと大規模な財政出動のハードルを引き下げた面もあるが、麻生氏は経済再生と財政健全化の両立を常に主張してきた。 自国通貨建て国債はデフォルト(債務不履行)しないとする現代貨幣理論(MMT)については、「日本をMM…