「A長老、ご無沙汰しています」 「Cさん、こんにちは。礼拝にはいつもおいでになっているので身近に感じていますよ」 「ありがとうございます。A長老とは、キリスト者は聖なる者であることについてお話しをさせていただきました。でも私にはむずかしいというか、ピンとこないというか、私の信仰はまだ初心者というか、ついていけないという印象を持ちました」 「そうでしたか」 「私は神さまを信じ、穏やかな生活を送ることができればよいと考えていました。信仰が心のよりどころとなることを願っています」 「そうでしたね。大学生と高校生の息子さんはお変わりありませんか」 「はい、幸いに神さまに守られて過ごしています」 「それ…