筆者は昭和の戦後生まれである。両親はその前の世代である。 筆者の次の世代、つまり、戦後世代の親から生まれた子どもたちが今の中心世代なのだが、筆者から言わせると、とにかくマナーが悪い。 戦前世代と戦後世代の親の違いを考えて見た。すると、表題に書いたように、信教と家の構造の違いが思いついた。 戦前世代は、天皇陛下が神様である。そして多くの人は仏教なりキリスト教なりの信教を持っていた。先祖の墓を守り、葬式も自分の信教で執り行った。 戦後の日本憲法によって、信教の自由が保証された。そこで新興宗教が続々と認知された。天皇陛下は象徴となり,神としての絶対権力の存在ではなくなった。戦後の混乱から高度経済成長…