古内東子の7枚目のシングルドラマ「俺たちに気をつけろ。」の挿入歌 90年代後半、つまり自分が20代後半の頃に傾倒したアーチストは古内東子だった。 関心を持ったきっかけはこの曲のひとつ前の『Strength』で、確かレコードショップで見つけて完全に「ジャケ買い」したあと、聴いてみるとその甘ったるい歌声と容姿にすっかり魅せられてしまった次第だ。 その後、恋愛教の教祖的な存在として、多くの女性から支持されていると言われたものだったが、自分の周りでは古内東子の曲をよく聞く、という女性は見当たらなかった。 「君には何でも話せるよ」と 笑う顔が寂しかった あの夜 重ねたくちびるさえ 忘れようとしてるみたい…