法人が個人事業主に戻る個人成りを行うのは、社会保険の加入義務や法人税の均等割など、法人ならではのデメリットを解消できるのが理由です。また、法人経営にこだわる特別な理由がなく、個人事業扱いでも問題がない場合に個人成りを行うこともあります。 個人成りはメリットばかりなイメージを抱きがちですが、法人ならではの社会的な信用が低下するデメリットがある事実は無視できません。IT系の業界は比較的歴史が浅いため、同じ業務内容でも会社の知名度や社会的な信用が優先される傾向にあります。個人事業と法人では法人の方が運営規模が大きいイメージがあるため、身元がはっきりして信用できると思うのは仕方がないと言えるでしょう。…