NHK-BSで3月14日放送。フランシス・フォード・コッポラ監督。1986年。 キャスリーン・ターナーのおばさんくささが終始かなりの違和感を漂わせており、昏睡状態で見た夢だと考えればそれはそれで良い気はするものの、意図的な演出にも見えず、他方で夢ではなかったという描写(マイケル・フィッツシモンズの著書における献辞)もあり。 借金返済のための雇われ仕事とはいえ、「ゴッドファーザー」や「地獄の黙示録」の監督がここまでキレのない鈍臭い作品を撮るのかという驚きはある。長く厳しい103分。 若き日のジム・キャリー、ヘレン・ハント、ソフィア・コッポラは見ることができる。