彼は言った。「内側の状態に従って好奇心と行動が一致してるとね、外側はなんの影響も持たないんだよ。僕は、僕自身を突き動かしている偉大な力をいつも感じていた。そして、それをどんな時も大切にしていたし、常に自分をその力の中に置くようにしていたんだ。その力が僕自身だと言えなくもないけど、そう感じたことはなかった。ただ僕を動かす力として認識し、尊重していたんだ。」そして立ち上がり、草をはらいながら振り返ってまた言った。「君は、その胸のところに白くて厚みのある一抱えほどの器を持っている。でもそれは既に君にとって小さ過ぎる。君はそれに気づいていない。君がただ単にそれを、自分が中に入れるほどの大きさの器に取り…