当該ブログの前報(2022.1.21)で、茶の種類は同じ生葉で発酵が異なることを紹介しました。その中で、緑茶の仲間として煎茶・玉露・抹茶は出てきましたが、ほうじ茶には言及しませんでした。 そこで本報では、ブームが続いている「ほうじ茶」について、改めて紹介します。 まず「緑茶」についてです。正確には発酵しないお茶のグループ名で、煎茶が代名詞のように使われていますが、その中に色が緑ではない「ほうじ茶」も含まれます。 ほうじ茶は煎茶や番茶を強火で焙煎したお茶で、独特の甘い香りが引き出され、後味もすっきりしていて飲みやすいのです。 ほうじ茶に含まれている主な成分とその効能を挙げますが、その前に煎茶との…