父はここ数年、安物のビニール傘を愛用している。歳をとってから、1年に1回くらい紛失するようになったのだ。どこかに忘れてくることもあるし、明らかに盗まれたと思われる状況もある。 そんなわけで、専門店で買ったきちんとした傘もあるけれど、一人で行動する時のためにビニール傘を持つようになった。 世界の台所探検 料理から暮らしと社会がみえる 作者:岡根谷 実里 青幻舎 Amazon 一応、本人なりに目印は付けているのだ。でも、ひょろっとしたヒモやリボンのようなものを適当に巻いているだけなので、あまり目印として役立っていないように見える。高齢男性である父が出入りする場所もまた高齢者が多いはずなので、わかり…