先週の株式市場は日米とも大幅に下落しました。ダウだけはAMEXやP&Gなど個別決算の結果を好感して+0.11%とプラスを維持しましたが、S&P500は▲3.05%で6営業日連続下落。Nasdaqは▲5.52%、Nasdaq100は▲5.36%、PHL半導体指数は▲9.23%となりました。日経平均も▲6.16%、TOPIXは▲4.81%と年初来で最大の下落となっています。背景に前週から引き続く地政学的リスクの高まりと、堅調なファンダメンタルズに基づく年内利下げ観測の後退があり、日本市場も原油の高まりや米金利高止まりによるドル先高観によるインフレ高騰懸念などでマーケット全体がリスクオフムードとなっ…