家の近所を歩いていた時、向かいから親子らしき3人連れが歩いてきた。 真ん中にいた女の子がふと立ち止まって顔を斜めにかしげ、じっと前を見てる。何を見ているんだろうと思っていると急に母親らしき人の方に向かって走り出しながら放った言葉。 「あたしはねぇっ、一生遊んで暮らしたいんだよっ!!!」 そう言って両親の間に走り寄って母親の腕に自分の腕を絡ませた。 思わず一緒に歩いていた同居人と目を合わせて苦笑いした。 20代前半くらいの子に見えたけど、その発言の幼さから察するにもっと若い、高校生くらい子かもしれない。 発言前後の会話はわからないがそんな身も蓋もないことを言われてしまっては、ずっと労働している大…