中年になった自分に考えさせられる一冊。 メメント・モリという言葉がある。 死を記憶するということである。 (いつか)必ず死ぬ。 一般的に死を忘れるなと理解されるが、正確には記憶、記録するということである。 死は、残酷なまでに、或いは平等の象徴、救いとして、様々な捉え方がある。 メメント・モリ。 そんな理、命名に相応しい一冊。 ※流通ジャーナリスト、金子哲雄:一般的に家電ジャーナリストとしてテレビに出ていました。 40代で死ぬということがどういうことか、妻に何を残せるのか、気持ちにどんな変化が起きるのか・・・金子さんはそれらを書き残したいと言いました。本書は、明日、命が絶えるかもしれない日々の中…