主人公は中学一年生の柏崎悠太。吃音で苦しんでいます。 作者自身も吃音と書かれています。 物語は悠太が中学校になって自己紹介をする所からはじまります。 自己紹介の時に悠太はうまく話す事ができず「わざと」胸が悪くて(具合が悪くて)…と保健室に逃げ込んでしまいます。 この自己紹介で「自分は吃音があってつっかえないと話す事ができない」 とはっきり言っていればこの物語は11ページで終了でした。 中学生なんだからクラスメートもいままで一人くらいはクラスに吃音の子がいただろうし「そうなんだー」とみんなあまり気にしないと思うんですけど… 現代っ子って吃音が少ないのでしょうか? 悠太が吃音と知ったのは三か月前と…