浴室に入る いつもの風景 鏡の下に棚がある 左からシャンプー、コンディショナー、ボディソープ 順番は変えない 目をつむっていても間違わぬように まぁ 目を開けて確認すれば済むことだが 一番右のボディソープのボトル 頭をプッシュしたのに出が悪い 恐らくもうすぐ無くなるのだろう 「この間、入れたばかりじゃないのか?」 そうボトルに問うてみる 返事がない まぁ いつ入れたのか定かじゃないが 買ったボトルはそのままに詰め替え用が売っている とてもありがたいシステム 僕は用意周到な男 完全に無くなる前に補充したい性格 詰め替え用を全て注いだら泡が溢れ出る ボトルの中の残量を見誤ったようだ まぁ 我慢でき…