こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。 背中側には複数の筋肉があって、それぞれ共同して働いて肩や腕をさまざまな方向へ動かしています。 背中側の主だった筋肉には、広背筋(わきの下)・脊柱起立筋(背骨の周り)・僧帽筋・菱形筋(肩甲骨の周辺と深層部)などが挙げられます。 広背筋は、肩関節を内転する(横に開いた腕を下方へ引く)・伸展または水平外転する(腕を前方から下方、または横へ引く)・内旋する(上腕を内側へひねる)働きがあります。 脊柱起立筋は、体幹部を伸展する(上体を後ろへ反らす)・回旋する(ひねる)・側屈する(横へ倒す)などの働きがあります。 僧帽筋中部と菱形筋は、肩甲骨を内転する(背…