毎年、正月の一日になると、普段読まない新聞の読み比べをする。読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞を読むのが通例だったが、年々読む部分が少なくなり、読む新聞の種類も少なくなってしまった。それでも、これまで毎年続けている。 今年は、日経新聞と朝日新聞の紙の新聞を読み比べた。 面白かったのは、自分でも意外だったが朝日新聞だった。たいてい、朝日の元日の紙面では、絶望・不安などを描いて、人々の不安を煽る内容がくる。その年に解決すべき問題を描くという気概のある内容だ。特徴として、解決策は提示されず、ただ暗澹たる気分になって読み終わる。 今年の朝日新聞で扱われていたのは、地方創生の問題やインバウンドの…