小学校でいちばん最初に習う記号は「+」です。りんご3個とりんご2個で5個。これ以上シンプルな話はありません。 ところが世の中には、「+」と書いてあるのに足し算になっていないものがたくさんあります。しかも面白いことに、そのほとんどは「壊れた足し算」ではありませんでした。見る角度が悪かっただけだったのです。 今日は「+」を名乗っているものを八つ数えて、そのうち七つが目盛りを取り替えるだけで本物の足し算に戻ること、そして残る一つだけがどうやっても直らないことを見ていきます。 光の速さは、足せない 秒速30万キロメートルで飛ぶロケットの中から、進行方向へさらに秒速30万キロメートルで弾を撃ったら、外か…