私が子供の頃見ていたテレビ番組は、本当に面白かった。高度経済成長期の勢いそのままに、テレビが「白黒」から「カラー」に変わった頃の話である。まさに珠玉の名作ぞろいだ。私が見ていた「白黒」番組の代表格は「ゲゲゲの鬼太郎」と「ウルトラQ」だ。それぞれ「妖怪大戦争」「悪魔っ子」は少年だった私を恐怖のドン底に落とし込んだ。「アニメ」においても「エイトマン」「鉄人28号」「鉄腕アトム」など「これでもか!」というラインナップである。「カラー」に変わってからも凄い番組のオンパレードだった。「ウルトラマン」「仮面の忍者赤影」「マグマ大使」「ジャイアントロボ」「光速エスパー」など涙が出るような名作群である。テレビ…