児童文学は0歳から10代、概ね12歳頃までの読み手や聞き手を対象にした文学作品およびジャンルのこと。
イラストレーションが添えられている場合が多い。この語は娯楽性に重きを置いているエンターテイメント作品群であるヤングアダルト小説(ライトノベル)や漫画などの他のジャンルと区別する形で使われる場合もある。
うどん屋に入ったら、うどんの本ばかり置いてあった。目の前にあった絵本『うどんのうーやん』。なんか面白そう…… うどんのうーやん 作者:岡田 よしたか ブロンズ新社 Amazon 開いてみた。 食べ物はリアルな画風なのに、人物や動物は赤塚不二夫みたいなキャラ。 短い絵本なので、ネタバレは極力避けたいところだが、うどんのうーやんに次々と出会いがあり、その過程が微笑ましいやら、可笑しいやら。 当方関東人なんだけど、この絵本を読んでいる間は関西人になった気分でツッコミ通しである。 「おまえが行くんかい!」「乗せるんかい!」「おまえ何モンや!」「衛生観念どないなっとんねん!」「どこまで出前行くねん!」 …
6歳の我が子は本好きです。 どんなに遅くに帰ってきても、疲れていても、寝る前に本を読むことだけは死守しているようです。子が本を黙々と読む中、私は倒れ込んでいることも多々あります。 生まれてから1冊も本を読まなかった日はないのでは?と本気で思っています。 今回はどうやって本好きに育てたのか? 親である私は何をしているのか?を綴っていきます。 // ◼️乳児期 毎晩、絵本の読み聞かせをする。 乳児期の遊びは限られているので、日中もひたすら手遊び歌や絵本を読んでいました。 主に貰ったり、買ったした赤ちゃん絵本を15冊くらいを何回も繰り返し読んでいたと思います。 育児で気に病むことがなく、私の心に余裕…
こんにちは、ぎばです。 今日は、小学校低学年向けの本を二冊ご紹介します。 みどりいろのたね (福音館創作童話シリーズ) 作者:たかどの ほうこ 株式会社 福音館書店 Amazon 『みどりいろのたね』 たかどのほうこ 作・太田大八 絵 福音館書店 1988年発行 2021年第46刷 主人公まあちゃん(年齢不詳)のクラスでは、みんなそろって畑に種をまくことになりました。先生が一人5個ずつ緑色の種を配りますが、まあちゃんが種をもらおうとすると、こっそりなめていた飴玉が先生に見つかり口から出すよう言われます。そして右手に緑色の飴玉1個、左手に緑色の種5個をもったまま畑に行き、うっかりすべて畑にうめて…
もうすぐイースターですね。イースターといえば、イースター・バニーなのだそうです。 あまり日本人にはなじみがありませんが、イースター・バニーは、イースター・エッグを運んでくれるウサギのことです。そう思ってみてみたら、イースターのお話を描いた児童書にはイースター・バニーがつきものでした。いくつかご紹介しますね。 The very first Easter bunny amzn.to 最初のイースター・バニーってどういう意味?と思って読み始めました。イエス様のご復活に立ち会った、文字通りの最初のウサギさん、のお話です。諸説あり、なんて書かなくてはいけないでしょうけれども、なんとなくこういう始まりもあ…
こんにちは、ぎばです。 今日も今日とていろんな本を読んでいます。あと数日で忙しい日々が戻ってくるので、それまでにやりたいことがたくさん。撮りためたドラマも見ないといけないし、ほんとうはピクミン4もやりたいのですが、とりあえず娘が次々によさそうな本を借りてくるので一緒に読んでいます。 まずはこれ。 ざりがにのおうさま まっかちん (福音館創作童話シリーズ) 作者:大友 康夫 株式会社 福音館書店 Amazon 『ざりがにのおうさま まっかちん』 大友康夫 作 福音館書店より1991年第1刷 2019年第22刷 です。 はちのす保育園に通うこどもたちは、ざりがに釣りが大好き。ざりがにのことはまっか…
みなさんは、猫の手も借りたいって思うことありますか? 忙しくてやりきれなくて、誰かに手伝ってもらいたいなーと思うことです。 じゃあ、おばけの手を借りたい人います? 今日は『おばけやさん』という本を紹介します。 こんにちは、ぎばです。 今日は、娘が図書館で借りて読んでいた本を読みました。 ないしょのおしごとひきうけます (おばけやさん) 作者:おかべ りか 偕成社 Amazon 『おばけやさん②ないしょのおしごとひきうけます』 おかべりか 作 偕成社から2012年に出版されたものです。 主人公は小学生のたもつ。親代わりのうさぎポンポーソ・ミステリオーソと、おばけと3人で暮らしながら、おばけやさん…
こんにちは、ぎばです。 土日は暖かかったですが、また気温が下がっています。三寒四温。こうして少しずつ春が近づいてくるのですね。 さて、今日はこんな本を読んでみました。 あしながおじさん (岩波少年文庫) 作者:ジーン・ウェブスター 岩波書店 Amazon 『あしながおじさん』 ジーン・ウェブスター作 / 谷口由美子 訳 岩波書店より2002年出版のものです。 作者のジーンは1876年にニューヨーク州で生まれました。あしながおじさんは1912年に出版された、彼女の代表作です。誰でも子どもの頃に一度は読んでいる、と言っても過言ではない古典児童文学です。 物語は、孤児院で育ったジュディという17歳の…
2018年から、2年ごとに行われている、 『小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙』 第1回から最新第4回のベスト10を、 一覧表にまとめてみました。 2024年 第4回 で、14万人以上の小学生が選んだ、1位の「りんごかもしれない」は、4回連続上位ランクイン! 第4回2024年 第3回2022年 第2回2020年 第1回2018年 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 ↑ 表紙 ↑ をクリックするとリンクにとびます。右端が見切れている場合は、お手数ですが、スライドさせてください。
ズッコケ続けるかつての少年たち ズッコケ三人組とは児童文学の人気シリーズで、かつて私が読みふけっていた愛読書だった。私は学校が嫌いで、いわゆる不登校児であった。しかし、学校そのものが嫌いなわけではないのである。私自身も自分の心の動きというものをよく理解していないのだが、そういう不可解なものに気付くきっかけをくれたのも本書である。 学校というもの それは自分にとって長らくの間、得体のしれない肉の渦のようなものだった。 巨大なぶ厚い肉のかたまりで、自分を飲み込もうと「おいでおいで」をするように、うごめいている。周りの子供たちは次々と渦に飛び込んで行くが、私にはそれが理解できず、またそれがますます恐…
こんにちは、ぎばです。 昨日は、仕事用かばんを購入しました。軽くてたくさん入りそうなリュックにしました。撥水加工されているので、自転車通勤中に少し降られても本を守れそうです。 あんなに時間を持て余していたのに、あっという間に3月も三分の一が終わりました。月日が流れるのは本当に早いですね。 さて、先日やっと図書館に行くことができ、例の借りられなかった児童書たちを借りてきました。1冊だけ読んだので、今日はそのご紹介をします。 『リンゴの木の上のおばあさん』 ミラ・ローベ 作 塩谷太郎 訳 岩波少年文庫2013年版を借りてきましたが、当時私が読んだのはおそらく学習研究社1969年版(ハードカバーで文…
スタジオジブリで映画化された、あの「魔女の宅急便」です。 私ははじめに映画で知りました。 映画を見て、大好きになりました。 キキの心の揺らぎや成長が見事に表現されていましたよね。 そして大人になって、図書館の児童書コーナーを歩いていて見つけました! 「魔女の宅急便だー‼︎」 そして 「え!?めっちゃ続きあるー!」 となりました。 もちろん、順番に全て読みました。 しかも、私が見つけた頃で5巻位が最新巻となっていたので、何年も続編が出ていたことに驚きました。 本当に素敵な世界ですよね。 気になるキキとトンボのその後なども描かれてます。 今は完結していて、「全巻セット」も売ってますよ。 息子のこー…
加齢も影響。
あらすじ 新しいクラスになじむことができず、毎日を憂鬱に過ごしていた転校生のシュン。そんなシュンを杏奈は気にかけていた。2人は化け物が現れるとうわさされる〈ジェイルハウス〉の前で同級生らと出会い、運命に引きずられるがまま、不気味な洋館へと足を踏み入れてしまう。無人であるはずの屋敷内に響き渡る怪しげな物音。窓の向こう側からこちらを覗き込む血走った目玉。恐怖に駆られた高校生6人は、建物から逃げ出そうと玄関に向かうが、なぜか扉はびくとも動かない。「ねえ、もしかして私たち、閉じ込められちゃったんじゃないの?」-脱出ルートを見つけようと躍起になる彼らに、この世のものとは思えぬ巨大な青い影が忍び寄る。(パ…
小学校低学年から読み出す子がいるであろう児童書です。 昔から読み継がれている児童書。 シリーズ絵本でも書きましたが、ずっとみんなに読まれるということは、子どもを惹きつけるものがあるということなんでしょうね。 今回は絵本ではなく児童書のご紹介です。 うちの子は、探偵の児童書が大好きなんですが、今回は探偵物ではない作品で、こー本人が夢中になって読んだ本をご紹介します。 探偵物はまた別の機会に記事にする予定です。 ご紹介は3シリーズです。 どのシリーズも、全巻読み終えています。 続きの本が手元に来る度にあっという間に読み終えてました。 そして何度も再読してました。 それくらい夢中になれる本って素晴ら…
「ヴァンゴッホカフェ」 児童書の括りになってます まず…表紙がオシャレ そしてタイトル カンザス州のフラワーズの町 そこはもと劇場だった建物の片隅にある 「ヴァンゴッホカフェ」 このカフェにやってるのは若い父親マークとその娘のクララ お客は町の常連さん お店でいつも流れてるのは 「おかえり、ここはきみの家」 時々 魔法がかかる不思議なカフェ お話は七つ どれも素敵で アメリカの古い映画を観てるよう… 「いなびかり」では どことなくマザーグースを思わせるような詩がでてきたり 「スター」というお話では 時は12月 店内ではいつもの 「おかえり、ここはきみの家」ではなく この季節限定の な、な、なん…
成瀬は天下を取りにいく宮島未奈新潮社2023年3月15日 発行2024年4月5日 13刷 2024年本屋大賞に輝いた一冊。 日経新聞(2024年4月10日)の記事では、 ”受賞作は滋賀県大津市を舞台に、主人公・成瀬あかりの中学・高校生活における独創的なチャレンジを連作短編で描く。09年から当地に暮らす作家にとって愛着のある場所だが、小説の土台に据えたのは時代の巡り合わせが大きかった。 「(執筆した)20年当時はコロナ禍で外へ出て行けなかった。滋賀のなかで小説を書いてみようと思ったときに西武大津店の閉店があり、その史実をもとに書いた」と語る。百貨店の西武大津店は20年8月31日に閉店した。連作第…
13日、14日、15日(昨日)の日記を上げました。 ■【U-23】日本-中国https://kanata0954.nobody.jp/football/match2/240416.htmlU-23アジアカップ兼パリ五輪アジア最終予選/GL(1)圧勝の予感から一転して難しい試合になるも、冷静に勝利を手繰り寄せた日本。中国は、もっとなりふり構わない感じが必要だったように思う。 小5がノートに手書きでプログラミング、35年後に実行してみたらhttps://withnews.jp/article/f0240414002qq000000000000000W08k10201qq000026805A スポー…
所用により昼頃まで東静岡駅近辺にいた。お昼をどうしようかと歩いていたら、同行者が「ここがいい」と立ち止まる。看板には「ヒマラヤンハラルバザール&ザ・ヒマラヤンステーション」とある。店の前にはびっしりと自転車が並んでいたが、店はそれほど混雑していない。どうやら中古の自転車は、売り物のようだ。 店の半分は、看板通りにハラルフードと輸入食材の店となっている。乾物や冷凍のものも多いが、お菓子など手軽なものもある。 見た目からしてインドっぽいビスケット(130円)を衝動買いしてしまった。 残り半分が、いわゆるインネパ系カレー店。最近、この日本に出店するネパール人が営むインド料理店についてのおもしろい本を…
日本文藝家協会、日本推理作家協会、日本ペンクラブ、「読書バリアフリーに関する三団体共同声明」を発出 カレントアウェアネス・ポータル https://current.ndl.go.jp/car/218616 消える“まちの本屋さん” 増える書店ゼロの自治体 「さみしい」「不便になる」…背景にネット通販・電子書籍の台頭 書店はどうすれば生き残れるのか? | BSSニュース | BSS山陰放送 (1ページ) https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bss/1111605?display=1 長崎次郎書店 休業のお知らせ https://www.nagasakishote…
シャープ 大型液晶パネル一部で生産停止方針 赤字拡大歯止めへ | NHK TVアニメ『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』ノンクレジットOP|フェンリース(CV:釘宮理恵)「旦那様とのラブラブ・ラブソング」 [拷問227]姫様“拷問”の時間です - 春原ロビンソン/ひらけい | 少年ジャンプ+ なぜ能登半島にボランティアが集まらないのか|高野はやと@江東区 新作『バッタを倒すぜ アフリカで』出版しました! - 砂漠のリアルムシキング “読書バリアフリーの実現”に向けて…国立国会図書館の検索サービス「みなサーチ」を紹介 - TOKYO FM+ 改装中の伊勢丹の店内案内が、ずっ…
ゴリ部長オーディオブックAudible(オーディブル)で聴く小説は、まるでTVドラマだよ。 情景が目に浮かぶ繊細な文章と、感情のこもった朗読でどんどん続きが聴きたくなる。 本記事では、Audible(オーディブル)12万タイトル聴き放題の中から、おすすめオーディオブック「感動する小説」をご紹介します。 それでは早速いってみましょう! オーディブルは2か月無料で試せるキャンペーン中。今こそトライしよう。 →オーディブルキャンペーン詳細ページ 【本記事の内容】 Audibleとは おすすめ小説20選 Audibleの登録方法と聴き方 別記事、Audible(オーディブル)の使い方は、時間があるとき…
漫画も含めて、本や雑誌など200万冊以上の電子書籍が読み放題となるアマゾンのKindleUnlimited。通常価格は月額980円となりますが、比較的高頻度に体験キャンペーンを実施してくれます。完全無料というプランは少なめですが、2カ月99円、3か月99円というような形で利用できるタイミングがあります。このKindleUnlimitedの体験キャンペーンは初回ユーザーだけでなく、過去に本キャンペーンを利用した人も少し時間を空けると再び利用できるようになることが多いです。 2024年4月22日まで対象者限定で2ヶ月無料で利用できるキャンペーンが始まっています。以下のリンクからアクセスしてログイン…
4月最初の週末、近年では遅めの開花となった桜を見に、自転車で柳瀬川へ。 走っているのは東武東上線以前、冬に来た時とは別世界。 東にも西にも桜並木が続いていますが、東の方に行ってみます。 桜並木は途絶えたかと思うと、また先に桜が見えてきます。柳瀬川と新河岸川の合流する辺りは、公園になっています。 そこにあったのは、旧村山快哉堂。明治時代の商家。 しかしあいにく開館は4時までで、既にクローズ。あと5分早ければ何とか入れたのですが。 その先に広がるのは、いろは親水公園。こちらの桜も見事! いろは遊学館なる図書館があったり、この辺りでは「いろは」がよく使われています。 調べてみると、江戸時代、いろは樋…
あれれ?
図書を借りる。読むのが遅いので貸出期間の二週間では読み切れず延長手続きをするのだが、膝の上にやってくるねこちゃんにここちよさをおぼえてうとうとしているうちに本を読む熱量が覚めてしまい、読了せずに返却。ということをくりかえしている気がする。どんなにおもしろくても読みかけの続きが気になるような衝動が起きないので、いつのまにか眠気を優先している。映画などの映像作品はみてしまうのだけれど。こどものときから読書習慣がなかったので、単純に読書をするための筋力が足りないのだろうとおもう。中学生のころは作文力をほめられることが多かったので「本、たくさん読んでるやろ」なんて言われることも多かったけれど、学校の図…