プロレスや格闘技、ボクシングの選手入場に個別のテーマ曲を流す習慣は日本で70年代後半、全日本プロレスに来たメキシコの人気レスラー、ミル・マスカラスの入場に、彼の空中殺法にちなんだ「スカイハイ」を流したことが本格的な始まりとされる。
アメリカ・プロレス界ではテリー・ゴディ、マイケル・ヘイズの「ファビュラス・フリーバーズ」がそのチーム名にちなんで、名曲「フリーバーズ」で入場することを独自に考案。
その後、ハルク・ホーガンが日本からこの演出を持ち帰り、世界最大のプロレス団体「WWF(現在のWWE)」などでも一般的となった。(ハルク・ホーガン自伝参照)
今では入場曲の演出を行わないところはほとんど無くなり、また水泳などでも近年はこの演出が採用されている。