オフィスはセキュリティレベルに応じたエリアの分離が必要です。来客者のおもてなしをする応接室、一般社員が執務する部屋、サーバルームに入れる人、機密資料の保管室に入れる人など、セキュリティの強度はエリアで異なります。「用心は安全の母」といいますが、いくら同じ会社の社員といえども、用心する仕組みを作っておくことで、セキュリティインシデントの予防になります。セキュリティを確保するべきエリアでは、入退室を制限することが望まれます。その為には、入退室の認証が有効です。認証は以下に大別できます。 パスワード認証 あらかじめ決められたパスワードを入力し、一致したら入室を許可する方法がパスワード認証です。これは…