お墓参りをしながら、こんなことを考えた。「死者の霊魂は実在している」と表現するとオカルト扱いされ、 「死者の霊魂は心の中でいつまでも生きている」と言うと、万人に同感される。 この違いは、どういうことなのだろうか?それは、「気持ちの持ちようの問題なのでどちらでもいいではないか」という気もするが、もう少しすっきりさせたいとも思う。お墓の前では、亡くなった父母の顔が思い浮かぶし、生前のことばや行為が次々と思い出される。怒られたことも優しくされたことも心配をかけたことも。すべてが懐かしいし、悲しみも寂しさもまだある。父母との関係は終わっていないという感じがずっと続いている。これは、確かに私の心の中で起…