→八潮市
八潮市民待望の鉄道駅が誕生した。(2005年8月24日開業)
場所は首都高速6号三郷線八潮PAのすぐ近く。
数少ない埼玉県内2駅のうち1つ*1。
秋葉原(秋葉原駅)(01)…六町(07) ← 八潮(08) → 三郷中央(09)…守谷(15)…つくば(20)
普通列車および区間快速が停車する。つくば速達型の快速列車は通過する。
三郷中央寄りに引き上げ線を備えた、高架上の島式ホーム2面4線構造で、快速の通過待ち・区間快速と普通列車の緩急接続だけでなく、朝のラッシュ時には一部の各駅停車が秋葉原〜八潮間で折返し運転するため、ごく少数の始発上り列車が存在する。
鉄道の無かった八潮にとって初めての駅であり、これまでバスやマイカーに足を頼ってきた地域だけあって、早くも東武バスの数多くの路線が乗り入れてきている。
駅の高架下にも商業施設『TX AVENUE』がオープンした。
しかし、もともと近辺には土木工事屋の作業場などが多かったこともあってか、まだ駅前には広大な空き地が広がっており、今後一層の発展が期待される地域といえる。
東武バスの八潮車庫を通る既存路線が北口バスターミナルに多く乗り入れて充実しており、また京成バスが潮止橋を経由して三郷市の戸ケ崎区域を循環するコミュニティバスを新設して南口に発着させている。東京都足立区のコミュニティバス「はるかぜ」も第7路線を新設して、梅島駅(東武伊勢崎線)〜足立区役所〜六町駅〜六ツ木都住〜八潮駅北口に運行を開始した(初めて足立区外に出た「はるかぜ」である)。また第7路線から少し遅れて、東京メトロ千代田線の綾瀬駅〜六ツ木都住を結んでいた第2路線が、一部八潮駅北口まで路線延長して乗入れを果たしている。
八潮市域外の三郷市戸ケ崎・葛飾区水元・足立区六木/佐野/神明といった区域にとっても、北綾瀬や金町に代わる新たな交通要害の選択肢として期待できると言える。
昨今、北口に大型複合商業施設「フレスポ八潮」がオープン。飲食店街やスーパーマーケット(カスミ)・\100ショップ(ザ・ダイソー)・レンタルビデオ(TSUTAYA)・ボウリング場・ゲームセンターなどが併設され、人気となっている。
駐車場の収容台数も充実しており、無条件で最初の2時間無料・平日に限っては5F/屋上区域限定で1日の上限料金が\700キャップ制*2という非常に安価なサービスを行なっているのが特徴で、TX開業直後からコインパーキングなどを含めた周辺駐車場の整備不足が一転してパーク&ライドにも利用可能なほど充実する代わり映えを見せている。*3