キミ無しの部屋より キミがこの部屋から出て行って随分経ったな 真っ暗な部屋のドアを開けるのにも慣れた 誰にも言えなかった苦しみ 泣いた日もあった 思い出してしまうから写真は全部捨てたよ キミの匂いはもうしない あの日「あなたには夢が無いの?」と責められた 僕はキミと居られるだけで幸せだったから 満たされた日々に甘えてしまった 大きな夢を追いかけるキミは光り輝いていて 眩しすぎるキミを見ているだけの自分 一緒に居てはいけないと感じた 嫌いになった訳じゃない 重荷になりたくなかっただけ 僕に出来る唯一のこと キミを見送った きっとキミはこの広い空のどこかを飛んでいるのだろう 僕には手の届かない場所…