オニヌマエビ Atyopsis spinipes十脚目>抱卵亜目>コエビ下目>ヌマエビ科>オニヌマエビ属 南西諸島に生息している、体長75㎜を超える大型のヌマエビ類。近年の研究で、関東でも無効分散と考えられる個体が少数ながら記録されている。沖縄島にも比較的多く生息しているが、八重山列島で特に個体数は多い。 第1,2胸脚の先端は非常に長い剛毛に覆われる。上写真のように剛毛を網のように広げることで浮遊物を摂食している。特に夜になると早瀬の転石の側面などに張り付き、剛毛を広げている様子を観察することができる。 この独特な生態の影響か、形態は水の抵抗を受けにくい形になっていると感じる。 額角歯式は 0…