子路、曾皙(そうせき)、冉有(ぜんゆう)、公西華(こうせいか)、侍坐(じざ)す。 子曰わく、吾が一日 爾(なんじ)らより長(ちょう)ぜるを以て、吾を以てする毋(なか)れ。居(お)れば則ち曰(い)う、吾を知らざるなり、と。如(も)し爾を知らば、則ち何を以てせんや、と。 子路 卒爾(そつじ)として対(こた)う。曰わく、千乗(せんじょう)の国、大国の間に摂(せま)らる。加 之(しかのみならず)、師旅(しりょ)を以てし、之に因るに飢饉を以てす。由や之を為(おさ)むるや、三年に及ぶ比(ころおい)、勇有りて且(か)つ方を知ら使(し)む可(べ)し、と。 夫子(ふうし)これを哂(わら)う。求 爾は何如(いかん…