公設市場

欧州はどこの街にも 公設市場という 昔からの市場の建物が残っています。 はるか中世において 「市を立てる」ことは領主様の専権事項であり 必ず市場用の建物が造られていたのです。 中世から近世にかけては 太い丸太の柱で巨大な木製屋根を支える 壁のない建物で 現存していれば概ね文化財に指定されています。 近代以後は恒久的な石やレンガ造りになり １９世紀半ばからは鉄骨になった。 体育館みたいな大空間で 旅先で市場を訪れると ローカルな生活感と その土地の文化とを 感じ取ることができます。 ここ パリ郊外のヴェルサイユの市場は ひときわ特別です。 １７世紀半ば以降 政治経済軍事文化とすべての面で フラン…

関西に移住したとき、食習慣がいろいろ違って、驚いたり、首をかしげたりしたものだ。 最も驚いたのは恵方巻。平成初頭のことで、そんなもの郷里にも、それまで住んでいた東京にもなかったから。それが、いつの間にやら全国区の風習になってしまった。自分は絶対に食べない。 それで紅生姜の天ぷらだ。なんでこんなもんを作って売る？と思ったものだ。紅生姜の天ぷらってば、自分のイメージとしては関西の公設市場に入ってる惣菜屋さんが売るもの。 さて『吉兆味ばなし』に、こんな記述がある（旧版p.177）： 昔は一戔揚げといって、おそうざい屋さんで、ごぼう、れんこん、さつまいも、紅しょうがなどを、ジャーッと揚げて売っていまし…

こんにちは。小葉茶マミです。 夫の仕事に便乗して、沖縄へ来ました。 那覇空港で夫と別行動し、まずは予約していた献血へ行きました。 所変わると献血もなかなか楽しめるんですよ♫ 「手首に番号札をつけましょうね～」「血圧を測りましょうね～」と、のんびりとした話し方が印象的でした。 そして、国際通りを散策(*^^)v 多くの修学旅行生がグループで買い物をしてました。颯爽と歩く女の子、男の子はじゃれ合っていて、若者がイキイキと仲間と過ごしている姿が微笑ましかったな。 お花もキレイ～♡ 壺屋焼のやちむん通りへも行ってみました。力強さのあるシーサー・お茶碗や皿・コーヒーカップは色合いがやわらく、意外とのんび…

さて、続き書くか。 帰り小浜島からってのはちょっと大変だってんで、これのあとに石垣島にも行きましてね。 食べなかったけどエンダー前通過。かわゆい。 公設市場大好き。 フラッと入って生と天ぷらを。期待でブレている。 天ぷら屋のおばちゃんがサービスしてくれた。沖縄はなんだかおばちゃんがすごくサービスしてくれてありがたい。全部うまいが、もずくの天ぷらうまい。 お土産見たりちょっぴりフラフラしつつ、ホテルへチェックイン。 ANA使ってたのでコンチに宿泊。 そびえ立っていた。 友だち同士ならコスパ重視！ほったらかしの宿とかも楽しいけど、両親とか子供連れにはこういうTHE ホテルが安心よな。当たり前にサー…

職場での昼飯どき、月に2，3度くらいの頻度で徒歩5分の公設市場にある粉もん屋の「豚玉焼きそばセット」をチョイスする。普段は470万円やけど、市場の特売日には450万円になる。店の名前はなんやったっけ？老夫婦と思われる2人で切り盛りしていらっしゃる。 「豚玉焼きそばセットください。」 「はいよ！マヨネーズかけとく？」 「お願いします。」 「4つに切っといてもエエ？」 「お願いします。」 切ったお好み焼きをパックに入れて既にパックされている焼きそばをポリ袋に入れてくれてから 「はい、470円ね。」 1000円札を渡す。 「はい、そしたら530万円のお釣りね。サンキューベリマッチぃ～！」 だいたいい…