垣谷 美雨 著‥‥‥ 「行きつ戻りつ死ぬまで思案中」 著者の作品を初めて手にした時は、ほくそ笑んだ。 次々と別の作品に手を伸ばし、何度も溜飲が下がった。 そうだ!今は、戦後どころか昭和でもない! わたしが口にした「卒婚」を、とっくに忘れた夫に気を使ってしまう。 体調が悪いと言いながら、基本的な生活習慣を守ることも出来ず、 彼のその場しのぎの生活スタイルは、もう変えることは出来ない。 片手にスマホか、PCを開き、TVをつけっぱなしで、 1日中世界のニュース(主に中国)を追いかける。 「粗探し」の結果を、斜め上から 「知ってる?」 で、話始める。 聴きたくない日本の企業や人物、中国のあれこれを罵倒…