漫画家、小説家、エッセイスト、俳優。
1959年8月7日生まれ、長崎県長崎市出身。A型。ペンネーム「春菊」の名付け親は秋山道男。
1984年、双葉社刊「小説推理」に載った「シーラカンスぶれいん」で漫画家デビュー。以来、岡崎京子等と共に、「従来の少女マンガ家とは作風が異なる、セックスも描ける本音系女性漫画家」として、幅広いファン層に支持される。
また、エッセイも並行して執筆。「文化系ヤンキー女」からみた、「世間一般の常識」への異議申し立てと、「嫌なヤツ」への確かな悪口芸で、人気を博す。
1993年、自身の少女時代の義父による性的虐待体験を描いた、初めての小説、「ファザーファッカー」を出版(1995年6月映画公開)。同時に、実家との縁を切る。
1994年「私たちは繁殖している」「ファザーファッカー」の2作品で第4回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。
漫画「私たちは繁殖している」は長期シリーズ化しており、女性漫画家による「出産&子育て体験漫画」ブームの先駆けとなった。
また、ヴォーカルを務めたラテンバンド「アベックス」は、1991年エスケンプロデュースのオムニバスCD「東京ラテン宣言」でメジャーデビュー。ただし、このバンドは、既に離婚した2度目の夫の「趣味」であったため、現在は活動休止。
近年は、舞台、映画、TVなどで、俳優としても活動している。
倉田真由美名付ける所の「だめんず」好きの典型で、3回の離婚を経験している。
1回目は、デビュー前の水商売時代に、家庭内暴力を繰り返す夫に耐え切れず、離婚。
2回目は、マネージャーの男性と結婚したが、彼の自己中心ぶりに嫌気がさして離婚。作品内ではそれまで、「マネージャーとは仲がいい」ように書いておきながら、離婚後に唐突に、「彼がいかにダメだったか」を作品内に繰り返し描写し、それまでのファンも、そのしつこさに、かなりが「引いて」いった。
また3回目は、「売れないイケメン俳優」と結婚したため、実際は自身が一家の稼ぎ頭なのに、夫の両親から「嫁扱い」されるのに耐え切れず、「事実婚」にするため離婚した。
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