(1940-1945)情報政策を司った役所。内閣総理大臣に属す。官房及び5つの部(総計17課)よりなる大組織として発足し,30名の「情報官」が配属された。情報の一元的管理を目指したが,陸海軍の権限は当初統合できず,それが実現したのは1945年4月。9月27日のマ元帥と昭和天皇の写真を掲載した新聞を発禁にしたことから連合軍覚書により取締り機能が止められ,1945年12月31日に廃止。(参考『国史大辞典』10巻p.497-498)