作家。 1983年奈良県生まれ。京都大学卒業。 2009年「丸太町ルヴォワール」でデビュー。
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ようこそ、シュガーです。 角川文庫から出ているミステリー小説 著者:円居挽 京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道 を読みました。 京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道 (角川文庫) [ 円居 挽 ]価格:660円(税込、送料無料) (2022/2/9時点) 楽天で購入 内容紹介や感想、評価を書いていきます。 いつも通り私の個人的な評価です。 人が死なないミステリーが好きな方や、謎解きと恋愛がミックスされた作品が好きな方におすすめです。 青春ミステリーと言ってもいいはず! 円居挽 京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道 京都なぞとき四季報2 内容紹介、ストーリー、あらすじ 京都なぞとき…
141.丸太町ルヴォワール/円居晩 「言の葉を吹いて、寿と為す、だから言吹き。君に相応しい呼び名だろう?」(p.73) 丸太町ルヴォワール (講談社文庫) 作者:円居挽 講談社 Amazon とある屋敷で起きた事件の裏側で繰り広げられていた謎の女との魅惑的な邂逅が、古より京都で行われていた私的裁判の幕を開く、円居晩の長編ミステリ。 本屋でふとあらすじを読んでから、ずっと気になっていた作品。案の定、好みな作品だった。裁判をテーマにした作品にハズレなし。 京都の大学へと進学した御堂達也は、中学からの先輩である額賀流に半ば強制的に誘われ、古来より京都で執り行われていた「双竜会」と呼ばれる私的裁判へと…
ようこそ、シュガーです。 今回も小説の感想を書いていきます。 読んだ作品はコチラ! 円居挽さんの「京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ」 京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ (角川文庫) [ 円居 挽 ]価格:660円(税込、送料無料) (2021/8/3時点) 楽天で購入 面白かったです! では、内容紹介と感想に行ってみましょう! 京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ 京都なぞとき四季報 内容紹介 学生生活×恋×謎解き。古都の風景の中綴られる「京都あるある」ミステリ。京都の大学の散歩サークル「加茂川乱歩」の遠近倫人の周りには、つねに謎が寄ってくる。同じサークルの謎解…
私、今年のGWにAmazonオーディブル(本の朗読サービス)にお試し入会してました。 結構前から『彼女。 百合小説アンソロジー』が気になっていて、ちょうど聴き放題対象作品だったので散歩やお風呂で、ちょこちょこ聴いていた。 ちなみに百合、とは女の子同士の恋愛関係(すごくざっくり説明してます)のことです。 音声だとわかりにくい部分もあれば、音声だからこそ想像力を掻き立てられる部分もありました。 中でも「これ、作品もいいけど声の演技がすごい!」と思ったのは『微笑の対価』(相沢沙呼)。 美少女の声が、本当に美少女〜!!(語彙力……) 女同士の愛憎入り交じる関係、嘘……百合には幸せになって欲しい派なので…
できたこと 何もした覚えがない。 雑感 上級喫茶エクスペリエンス 昨日は日記を書いていたら午前二時になってしまい、そこから寝て起きたら12時前だった。休日らしく怠惰に過ごしても罪悪感が湧いてこないので連休はすごい。 起きるとビリヤニの気分だったので食べに出かけたのだがあいにくの休みで(ここ一か月ほどずっとそう)、仕方がないので近くで油そばを食べた。"油そば"という感じの油そばで言うことも特にない。 食後に近くの喫茶店に入った。なかなかおしゃれな佇まいで、店内にはターンテーブルとレコード棚がある。ステレオからはPortisheadがかかっていて、曲を選べば確かにチルでいい具合なのだが、どうもレコ…
京都。物語の舞台として、これほどまで多く描かれた場所もないのではないだろうか というくらい数多くの小説が存在する。魔境 京都。そこには長い歴史と謎が犇いていて、現実とフィクションとの境界が曖昧になる世界。 奈良県民である私にとって、京都はちょっとお出かけするのにちょうどいいスポットである。電車でいけて、日帰りが可能な場所で、何度行っても飽きない。先日、お花見遠足にお邪魔したが、それももう何度目の京都だろうか。 そんな京都が思い入れのある場所になったのは、やはり森見登美彦氏の影響が大きい。それまで別段読書に興味のあるわけではなかった私が読書の面白さを知ったのは「夜は短し歩けよ乙女」がきっかけとい…
3月の読んだ作品とおすすめ作品を書いていきます。新作では武田彩乃先生の世界が青くなったらはファンタジー要素と現実が絡んでいて良かった。額賀澪先生の弊社は買収されました!は働き社会人の矜持が感じられる力作。おすすめです。新刊ではタレーランの短編集、ラブだめ、チラムネ、が印象的でした。 ・おすすめの新作 世界が青くなったらhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/03/05/210000 弊社は買収されました! https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/03/20/120000_1 ・おすすめの新刊 珈琲店タレーラン…
VTuber 常闇トワ、チャンネル登録者数100万人達成! Point 宗谷いちかがあにまーれを卒業、774 inc.直属ソロタレントに Point 『Shadowverse EVOLVE』にてラプラス・ダークネスとのコラボ決定 Point UPROAR!!の「誕生秘話」マンガが公開 Point 「ぱかチューブっ!」にスマートファルコンが登場 Point 富士葵とキクノジョーがWIXOSSに参戦 Point 音楽×仮想世界プロジェクト「十五少女」第1期発表 Point ホロライブ新人スタッフ・春先のどかが登場 Point 「774 inc.のCEOのななし」が登場 Point Tips 「いろ…
Audibleが定額聴き放題サービスになり、まず本好きの下剋上を(Audible既刊14巻分まで)聴いた後、気になっていた裏世界ピクニックを全巻分聴いて、その流れで安達としまむらを聴いている途中、武田綾乃さんが参加しているという事で買おうと思っていた百合アンソロジー「彼女。」がAudibleで聴ける事を知ったので、安達としまむらをAudible既刊9巻まで読んだ後に聴きました。 先述の通り(?)、ぼくは、世間で言う所の「百合」的なモノが好きではあるんですが、「百合」とパッケージングされたものが気に食わねぇなぁという気持ちや、「「百合」が好き(という事をアイデンティティにしているよう)な奴」って…
彼女。 百合小説アンソロジー作者:相沢 沙呼,青崎 有吾,乾 くるみ,織守 きょうや,斜線堂 有紀,武田 綾乃,円居 挽実業之日本社Amazon百合小説、それも好きな作家ばかりでなんと素晴らしいアンソロジーだろうか。 百合と言っても一筋縄でいかないバラエティに富んだ粒揃いな短編集。 丁寧に両視点を描いた、織守きょうや『椿と悠』がシンプルながら好み。 FPSプロゲーマーを描いた、斜線堂有紀『百合である値打ちもない』 ミステリアス美少女との百合、相沢沙呼『微笑の対価』も良かった。 A(☆☆☆☆☆)
ゲームしたり漫画読んだり小説読んだり。 エルデンリング 神肌のふたり(倒せていない) : 複数ボスなので攻撃タイミングがめちゃくちゃ少ないし、逃げ回っているだけの時間が多くなるこれを、フロムは面白いと思って出してるんですかね? 気が合わね〜。今のところワースト3。火の巨人であれだけ嫌な気持ちになった後のこのボスはかなりつらい。スキップしたいよ〜。 死の鳥 : 死の儀礼鳥みたいなやつは先に出会っていたけど、もとのやつもいたのか。まぁレベルが違うので一回目でさっくり。 神肌の使徒 : 単独でもいたのか。余裕過ぎる。それが2人になった途端っていうのは、なんか釈然としないよな 神肌の使徒(ケイリッド)…
3月の購入予定と注目作品をまとめました。 新作では武田彩乃先生のファンタジー要素が見える世界が青くなったらはかなり楽しみです。様々なミステリー作家が参加するアンソロジーである彼女はどんな一冊になるのか気になります。 新刊では久しぶりの続巻であるタレーランは短編集みたいだが期待。 ガガガ文庫の青春作品、チラムネとラブだめの新刊は必読です。 ・注目の新作 世界が青くなったら 彼女。 百合小説アンソロジー 夜もすがら青春噺し 悪逆大戦 地獄の王位簒奪者は罪人と踊る 世界が青くなったら 作者:武田 綾乃 文藝春秋 Amazon 彼女。 百合小説アンソロジー 作者:相沢 沙呼,青崎 有吾,乾 くるみ,織…
忙しくてやや遅くなりましたが3月の購入検討&気になる本ほかピックアップです。 3月は2月とほぼ並びが同じ日付になっていますが、3月は21日が春分の日で祭日になっています。祭日自体は発売に特に影響はなさそうですが、今月はいつもどおり電撃文庫とファンタジア文庫がボリューム厚めで、そのあたりをどうするかがひとつのポイントになりそうです。 注目のシリーズ続巻としてはHJ文庫「精霊幻想記」、宝島社文庫「珈琲店タレーランの事件簿」、電撃文庫から「七つの魔剣が支配する」「男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!)」「楽園ノイズ」、TOブックス「本好きの下剋上」、双葉文庫「京都寺町三条のホームズ」、富士見L…
www.youtube.com 日記です。2万字くらい。畳んだこの下にある文章とは無関係の話題なんですが{ひがみくせぇ点で湿度は多分同じですが}、国営的TV局が海外の『ロング・ウェイ・ノース』など海外作品を拾ってくれるのは素晴らしいけど、同様にアートワークが美しい(だろう)国内の天才押山清高監督によるオリジナルアニメ『SHISHIGARI』を観る方法がないまま3年経とうかという状況はさすがにどうなんだろう。……と、雪を見たり『LWN』が話題になったりするたび思う。(長編版の製作がなされているんであれば幸いだけど音沙汰がなぁ……) 頭痛で土日寝てたり、古橋旧サイトをあさったりした週。 ※言及した…
オーク探偵オーロック (1) (角川コミックス・エース)作者:碓井 ツカサKADOKAWAAmazon シリ漫続(しりまんぞく)キャンペーン再開中。 ホームズ・パロディ(しかも元々は本人という設定)にしては、 ホームズ要素が一切皆無というのはいかがなものか。 でもって、その他にも、有名なフィクションの人物達が 続々登場するのだけれど(切り裂きジャックだけは実在だけど、 正体不明なままなので、ほぼフィクションみたいなもんだし) みんなこぞって、名だけ借りてきたような扱いで、実無し。 こりゃあ、ちょっと、「やっちまったなぁ」な作品かなぁ。 本格ミステリを無効化するような「無謬の推理(アブダクション…
フレッド・カサック「殺人交叉点」『殺人交叉点』(創元社、2000年)★★★ 同書は表題作のほか、「連鎖反応」を収録。 有閑夫人のルユールが手懐ける美青年ボブと、彼の友人達がルユール夫人の周りで付き合ったり別れたりする中、ボブとヴィオレットは良い仲に。しかし二人は、ルユール夫人の家の庭で殺されてしまう。二人が互いを殺し合ったという結論で捜査は終わるが、時効目前に真犯人が映り込んだ証拠を、ある男が見つける。男はボブ殺害の真犯人を捕縛したい夫人と時効で逃げ切りたい真犯人それぞれに、現金を要求し、高い値をつけた方に証拠を引き渡すと言う。 倒叙物で、二人の人物(夫人と若者サークルの一人で、殺人犯)が交互…
1月に読んだ本のまとめ。