人生に意義と目的を感じていると、病気のリスクが下がるといわれています。 脳梗塞も同様で、目に見える大きさの梗塞は、人生に目的を持つ人ほど少なくなるという研究結果があります。 顕微鏡でしか見えない小さい梗塞は人生の目的の有無に関係なく存在するようですが、これが、米国の研究で確かめられています。 Lei et al :Purpose in Life and Cerebral Infarcts in Community-Dwelling Older People, Stroke. 2015; 人生に前向きに取り組んでいるという意識をもつ高齢者の脳では、そうでない高齢者に比べ、視認できる脳梗塞が約半分…