富士フイルムのレンズ付きフィルム製品。
1986年の誕生から連綿と続く、レンズ付きフィルムのトップブランド。
非常に多くのバリエーションがある。
現行の写真機のなかで、もっとも起動が早く、もっともタイムラグが短いといわれる。
「写ルンです」が写る理由
ピント・シャッター速度・絞り値が固定されているにもかかわらず*1、ちゃんと写るのには、写真の特性を生かした工夫がある。
絞ったレンズを使えば被写界深度を稼げるので、ピント合わせは不要になる。
また、ネガフィルムは多少オーバー露出やアンダー露出になっても、プリント時に補正をかけることで適正露出にできるため*2、シャッター速度が単速でも実用にできる。
レンズ収差は、フィルム面をわずかに曲げることで対処している。