ユリ・シュルヴィッツを知ったのは、あの名作絵本『よあけ』を知ったときです。 これも私の中でとても印象に強くのこっているのですが、 地元の公民館の1年の1度のお祭りにたまたま知らずに出かけた時のこと、 冬で寒かったので、併設の公園で子どもと遊んでいて、 暖を取るために公民館の中に入ったときのこと。 小さな図書館があるよで、お祭りに合わせて在庫整理していたのか、 このワゴンの中の本は自由にお持ち帰りくださいの中に名作絵本があったのです。 みなさんハウツー本などを何冊も持ち帰っており、ワゴンにポツンと 『よあけ』だけが残されていて、私が手を取って中身をみたときに、 あまりの美しさに感動して、 本も誰…