処遇改善加算とは、簡単に申し上げれば介護職の給与をあげるために、介護保険の中から一定の割合で介護を行う法人が受け取ることができる加算金です。現在3種類あり、 ・処遇改善加算 ・特定処遇改善加算 ・ベースアップ等支援加算 となっています。 元々は介護職の処遇をあげるために介護保険の点数をあげたのですが、結局業者が内部留保してしまったため、用途を限定して支援を始めたものと考えていただければよいかと思います。 気をつけなければならないのが、処遇改善加算はあくまで「加算金」であることです。例えば100床の特別養護老人ホームA,Bがあったとして、Aは年間平均90床、Bは年間平均80床が使用されていたとし…