「あらゆる不正に対して怒りに震えるならば、あなたは私の同志だ」(チェ・ゲバラ)。 これは、私の(機関誌掲載用の)組合員紹介原稿の締めくくりとして選んだ言葉だ。 2021年12月、「解決」というフィナーレを迎えるにあたって、私は再びこの言葉をかみしめている。チェ・ゲバラの「怒り」とはどのような怒りなのであろうか、私なりに考えてみた。「怒」この漢字は3つの組み合わせで構成されている。「女」「又」「心」。 この3つでは見えてくるものはほぼ皆無だが、2つにまとめてみるとどうだろうか。「奴」と「心」。「奴」という漢字は相手を見下す、我々より下の存在であるという意味を持つとされる。この漢字(意味)が含まれ…