今月も暢気に(?)大阪古書会館の「たにまち月いち古書即売会」へ。一番乗りした古本横丁では相変わらず争奪戦になったのと、店主の体調を反映してか品揃えがもう一つだったため、1冊も買わず終了。しかし、古書あじあ號や他の店で幾つか買えた。その中に関西大学図書館の鬼洞文庫(「鬼洞文庫 - 関西大学図書館」)で知られる出口神暁の旧蔵書があった。出口は、「大阪の郷土資料収集において第一人者を以て任じた」という。 入手した本は、廣瀬南雄述・長崎法剣編『民間信仰の話』(法蔵館、大正15年11月初版・昭和2年2月再版)である。押された蔵書印は、蔵書印さん(@NIJL_collectors)のお手を煩わさずに読めた…