久しぶりの更新になります。 郷土史を読んでいて、当家の先祖が「法印神楽」を演じた旨の記載がありました。 その本によると、宝暦年間から演じてきたと書かれてあり、早速調べてみることに。 今回は前編・後編の2本立てです。 法印神楽とは 法印神楽の「法印」とは、修験者の別名のことで、今でも私の地元では修験者のことを「法印さん」もしくは「ホウエンさん」などと呼んでいます。 法印神楽は、宮城県の石巻(いしのまき)、牡鹿(おしか)、桃生(ものう)、登米(とめ)、本吉(もとよし)、気仙沼(けせんぬま)などの三陸沿岸地域(北上川流域の地域を含む)に伝わる郷土芸能で、修験者(山伏)が伝えた神楽のことです。 著名な…