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函嶺洞門

(地理)
かんれいどうもん

函嶺洞門は、神奈川県足柄下郡箱根町の国道1号線にある落石防止の為に造られた洞門である。
1931年に竣工した建築物で、当時としては珍しく鉄筋コンクリート製のシェルターで、王宮をイメージして造られた。
その美しさが評価され、2005年、土木学会選奨土木遺産「箱根地区国道1号施設群」として、旭橋、千歳橋とともに認定された。
建設から80年が経過しても、強度的には問題ないとされるが、幅員が狭く大型観光バスのすれ違いが困難なことから、バイパスとなる迂回ルートの建設が進められ、2014年2月に完成した。

函嶺洞門は毎年1月2日〜3日に実施される東京箱根間大学駅伝競走(箱根駅伝)のコースだったが、バイパスの完成で2014年2月7日から通行止めになったことに伴い、第91回大会(2015年)から函嶺洞門バイパスを通るコースに変更される。

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