分析法バリデーションに関する解説本が販売されました。 ゼロから学ぶと題されている通り、分析法バリデーションの目的から種類、解説、用語集が初学者向けに書かれています。 基本的には製薬系企業の分析実務者を想定して書かれた本です。 分析はただ行って結果を出すだけでなく、その結果には妥当性、信頼性があることが重要です。 何度実施しても同様の結果が得られるように分析方法を確立するために理解しておく必要がある事項が多々紹介されています。 ニッチな内容なので、ボリュームの割りに価格は高いですが、製薬業界で分析業務を行う人は一読して損のない本だと思います。 ゼロから学ぶ 分析法バリデーション 作者:香取 典子…