〇遠山の新樹眩しく窓に満つ (とおやまのしんじゅまぶしくまどにみつ) 〇新樹輝く中の我が余命かな 河童三子 ◯うきうきと心湧き立つ新樹かな 々 〇もりもりと新樹の力山登る 々 絵本劇場 「葉っぱのフレディ」⑬ 次の朝は雪でした。初雪です。 そのときはじめてフレディは 木の全体 やわらかで真っ白でしずかな雪は じんと の姿を見ました。なんてがっしりした たく 冷たく身にしみました。その日は、一日中 ましい木なのでしょう。これならいつまでも どんよりした曇り空でした。日は早く暮れ 生きつづけるにちがいありません。 ました。フレディは自分が色あせて枯れて フレディはダニエルから聞いた きたように思い…